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ニハーヴァンドの戦い[にはーヴぁんどのたたかい]
ニハーヴァンドの戦い(ニハーヴァンドのたたかい)は、642年にニハーヴァンド(現在のテヘラン南方)でサーサーン朝と正統カリフ時代のイスラーム勢力(アラブ軍)との間に起こった戦い。皇帝ヤズデギルド3世のサーサーン朝軍はアラブ軍に敗退し、サーサーン朝は事実上滅亡した。 == 背景 == 当時、イスラーム成立後の大征服の時代で、正統カリフの下にアラブ・ムスリム軍はアラビア半島から領地を拡大していた。一方、時代のサーサーン朝は、東ローマ帝国との長い戦いやその後の王位争いなどで国力を消耗しており、(636年)でイスラム軍に敗れるなど、オリエントの大国だったサーサーン朝はすっかり弱体化していた。その後も新興のアラブ軍の前にサーサーン朝は敗退を重ね、ついにはアラブ軍がサーサーン朝の本拠地イラクへ進出。首都クテシフォンは陥落し、ザグロス山脈を越えて642年、ニハーヴァンドの戦いが起こった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニハーヴァンドの戦い」の詳細全文を読む
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