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ニブルヘイム : ウィキペディア日本語版
ニヴルヘイム
ニヴルヘイム(、「霧の国」または「暗い国」)は、北欧神話九つの世界のうち、下層に存在するとされる冷たい氷の国。ギンヌンガガプと呼ばれる亀裂を挟んでムスペルヘイムの北方にある。ロキの娘ヘルが投げ込まれた場所であり〔『エッダ 古代北欧歌謡集』p.249(「ギュルヴィたぶらかし」34章)〕、時にヘルヘイムと同一視される。
天地創造以前から存在し、ニヴルヘイムには世界樹の根の一つが伸びているが、その下にはフヴェルゲルミルと呼ばれる泉がある。この泉には世界樹の根を齧るニドヘグというが住み〔『エッダ 古代北欧歌謡集』p.239(「ギュルヴィたぶらかし」15章)〕、フヴェルゲスヴォル、グンスラー、フィヨルム、フィンブルスル、スリーズ、フリーズ、シュルグ、ユルグ、ヴィーズ、レイプト、ギョッルなどの川の源とされているが、このうちギョッルがニヴルヘイムとヘルヘイムを隔てている〔『エッダ 古代北欧歌謡集』p.227(「ギュルヴィたぶらかし」4章)〕。そこにはギャラルブルという黄金の橋が架かっており、モーズグズという女巨人が守っていると考えられていた〔『エッダ 古代北欧歌謡集』p.272(「ギュルヴィたぶらかし」49章)〕。
また、ニヴルヘイムにはエーリヴァーガルという川があり、凍りながら北のギンヌンガガプに至るとされている〔『エッダ 古代北欧歌謡集』p.227(「ギュルヴィたぶらかし」5章)〕。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ニヴルヘイム」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Niflheim 」があります。



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