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南港ポートタウン線(なんこうポートタウンせん)は、大阪府大阪市住之江区のコスモスクエア駅から住之江公園駅を結ぶ大阪市交通局のAGT路線。正式名称は大阪市中量軌道南港ポートタウン線。愛称はニュートラム。駅番号を表す際に用いられる路線記号は「P」〔本来ならば南港の「N」が使用されるが、長堀鶴見緑地線がNを使用するためにポートタウンのPになった。参照:地下鉄・ニュートラムの路線名及び駅名への記号・番号表示について (Internet Archive) - 大阪市交通局、2004年2月24日。〕。ラインカラーは海と空を模した水色(セルリアンブルー )である。 == 概要 == 大阪南港・咲洲に造られた住宅団地南港ポートタウンやフェリーターミナルへの交通手段として1981年に住之江公園駅 - 中ふ頭駅間が開業した。神戸新交通ポートアイランド線(ポートライナー)に次ぐ日本で2番目の本格的なAGTの路線である。 すべての駅が開業時からホームドア設置の島式ホーム1面2線(停車時は終点駅以外は進行方向から向かって右側の扉が開く)となっている。両端駅は大阪市営地下鉄路線と改札内で乗り換えすることができ、運賃も地下鉄と一体計算されるため、実質大阪市営地下鉄の1路線のような扱いとなっている。 駅構内案内表示板における案内表記は、開業当時から「ニュートラム」で統一されていたが、近年更新された案内表示では「南港ポートタウン線」へと変更されている。地下鉄では長らく「ニュートラムはお乗り換えです」と案内していたが、2014年3月頃から「ニュートラム南港ポートタウン線はお乗り換えです」と放送が変更されている。 駅により、列車発着案内が開業時からの反転フラップ式表示のものや、1997年のOTS開業時にLED表示のものに変更されているものと統一されていなかったが、2012年3月より、カラーLED式の発着案内表示機に全駅で交換された。 南港ポートタウン線は歴史的経緯(後述)により、距離を示すキロポストが2つに分かれている(矢印の方向にキロ数が増える)。 * (中央線大阪港駅→)コスモスクエア駅→中ふ頭駅:OTSの南港・港区連絡線として開通した区間を大阪港起点でキロポストを打っているため。 * 中ふ頭駅→住之江公園駅:中ふ頭起点でキロポストを打っているため。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大阪市交通局南港ポートタウン線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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