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ニューポート級戦車揚陸艦 : ウィキペディア日本語版 | ニューポート級戦車揚陸艦[にゅーぽーときゅうせんしゃようりくかん]
ニューポート級戦車揚陸艦(ニューポートきゅうせんしゃようりくかん、)は、アメリカ海軍が運用していた戦車揚陸艦(LST)の艦級。基本計画番号は''SCB-405''。 == 設計 == 本級の最大の特徴が、従来の米LSTが踏襲してきた艦首門扉の廃止である。これによって艦首形状は通常の艦船と同様の波切りのよいものとなり、長さ/幅比7.5という細長い船型とあわせて、抵抗は大幅に軽減された。さらに揚陸時の操艦のためにバウスラスターも設置された。船体内の車両甲板と上甲板に車両や資材を搭載する点ではLST-1級以来の構成が踏襲されているが、本級では船体全幅いっぱいの上部構造物を船体中央に設けており、上甲板が前後に二分されているため、上部構造物の左舷側に車両連絡通路が設けられている〔。 主機方式は、前任のデ・ソト・カウンティ級と同様にディーゼルエンジン6基を減速機で2軸の推進器にまとめるマルチプル・ディーゼル方式とされた。ディーゼルエンジンとしてはアルコ16-251(LST-1179〜1181ではGM 16-645-E5)が採用され、合計出力16,500馬力を確保した。これによって、アメリカ海軍揚陸艦部隊が悲願としてきた20ノットでの艦隊行動がついに実現された。なお、6基のディーゼルエンジンは2基ずつ第1~3機械室に設置されており、左舷煙突に2室分の、右舷煙突に1室分の排気を導いているため、前者のほうが太くなっている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニューポート級戦車揚陸艦」の詳細全文を読む
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