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ニワトコ : ウィキペディア日本語版
ニワトコ

ニワトコ(接骨木、庭常、学名:''Sambucus sieboldiana'' var. ''pinnatisecta''〔The Plant List Sambucus racemosa L. subsp. sieboldiana 〕)はスイカズラ科ニワトコ属落葉低木または小高木。ニワトコ属は、新しいAPG植物分類体系ではレンプクソウ科に移されている。

== 特徴 ==
樹形は下部からよく分枝し、は独特な弧形を描き、高さは2-6mになる。の古い樹皮は黒褐色で厚いコルク質があり、深いひび割れが入る。枝は褐灰色で皮目があり、若い枝は緑色。枝に太いがあり褐色になる。
は対生し、奇数羽状複葉で長さ8-30cm、花のつかない枝の葉は長さ8cmの葉柄を含めて45cmになる。小葉は長さ3-10cm、幅1-3.5cmの楕円形、卵状披針形、広披針形、まれに披針形で、先端は鋭くとがり、基部は円形か円いくさび形になり、短い小葉柄があり、縁には細鋸歯がある。花のつく枝の小葉は2-3対、つかない枝のものは3-6対となる。
花期は3-5月。今年枝の先端に長さ幅とも3-10cmになる円錐花序をだし、小さいを多数つける。花冠は径3-5mmで5深裂し、ふつう黄白色ときに淡紫色で、かすかに匂いがある。雄蘂は5個で花弁より短い。子房は鐘状で3室からなる。果実は長さ3-4mmになる球卵形の核果となり、6-8月に暗赤色に熟す。中に3個の種子が入る。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ニワトコ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sambucus racemosa 」があります。



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