翻訳と辞書 |
ニーバーの祈り[にーばーのいのり]
ニーバーの祈り(ニーバーのいのり、英語:''Serenity Prayer'')は、アメリカの神学者ラインホルド・ニーバーが作者であるとされる〔''See, e.g.,'' Justin Kaplan, ed., ''Bartlett's Familiar Quotations'' 735 (17th ed. 2002) (attributing the prayer to Niebuhr in 1943).〕、当初、無題だった祈りの言葉の通称。''serenity''の日本語の訳語から「平静の祈り」、「静穏の祈り」とも呼称される。この祈りは、アルコール依存症克服のための組織「アルコホーリクス・アノニマス」や、薬物依存症や神経症の克服を支援するプログラム「12段階のプログラム」''Twelve-Step program''によって採用され、広く知られるようになった。 ==英語原文及び日本語訳== 「ニーバーの祈り」(以下では「祈り」と表記)にはその来歴の関係で様々な形がある。その中で日本で最もよく知られているのは大木英夫が紹介した下記の英語原文及び日本語訳である。〔聖学院大学ウェブサイト を参照〕 *英語(英語原文)
O GOD, GIVE US SERENITY TO ACCEPT WHAT CANNOT BE CHANGED, COURAGE TO CHANGE WHAT SHOULD BE CHANGED, AND WISDOM TO DISTINGUISH THE ONE FROM THE OTHER *日本語訳(翻訳者:大木英夫)
神よ 変えることのできるものについて、 それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。 変えることのできないものについては、 それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。 そして、 変えることのできるものと、変えることのできないものとを、 識別する知恵を与えたまえ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニーバーの祈り」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|