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ニーレウス()は、ギリシア神話の人物。長母音を省略してニレウスとも表記される。 *アイオロスの娘カナケーとポセイドーンの子〔アポロドーロス、1巻7・4。〕。 *カロポスの子(以下に説明)。 ---- ニーレウス()は、ギリシア神話の人物である。シューメー島の王カロポスとニュムペーのアグライエーの子〔『イーリアス』2巻。スミュルナのコイントス、6巻など。〕。ヘレネーの求婚者の1人で〔ヒュギーヌス、81。〕、トロイア戦争におけるギリシア軍の武将の1人。 ニーレウスはトロイア戦争にシューメー島の軍勢3隻を率いて参加した。出兵した武将の中ではアキレウス以外で一番の美男子だったが、武勇の点では他の武将に劣っていたという〔『イーリアス』2巻。アポロドーロス、摘要(E)3・13。 ヒュギーヌス、97では16隻。〕。ギリシア軍がミューシアに上陸し、トロイアと勘違いしてテーレポス王と戦ったとき、ニーレウスはテーレポスの美しい妻ヒエラーを討ったが〔ピロストラトス『ヘーローイコス』。〕、トロイア戦争ではテーレポスの子エウリュピュロスに討たれた〔スミュルナのコイントス、6巻。〕。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニーレウス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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