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ヌットサラ・トムコム : ウィキペディア日本語版
ヌットサラ・トムコム

ヌットサラ・トムコム(Nootsara Tomkom, 女性、1985年7月7日 - 〔FIVBワールドグランプリ2013 公式プログラム54ページ〕)は、タイバレーボール選手。ポジションはセッターバレーボールタイ王国女子代表
== 来歴 ==

もともとはアタッカーで、170cmという比較的小柄な体格ながら活躍を見せていた。しかし、手元の技術がコーチの目にとまったことからセッターに転向した。ユースの試合に出場するにつれて、引退した前代表セッターの後継として協会から白羽の矢が立った。イタリアで開かれたワールドグランプリ2003では、初出場ながらわずか2度目の世界大会であるチームを9位へと導いた。
2004年アテネオリンピック世界最終予選でもレギュラーセッターとして活躍。セッターランキングで日本の竹下佳江に継ぐ2位に入った(セット率5.95)。本大会出場はならなかったものの、チームの5位(8カ国中)に貢献。
ワールドカップ2007ではタイ・日本戦を中継したフジテレビが「(竹下とヌットサラの)セッター対決」と評するなど、その注目を集めた。大会通算のセッターランキングでも5位に入った。
2007年と2008年のアジアクラブ選手権でベストセッター賞を受賞した。2009年のアジア選手権では同国を初優勝へ導き、同大会でベストセッター賞に輝いた。また、同年のワールドグランドチャンピオンズカップへも初出場した。2010年の第2回アジアカップでもベストセッター賞を受賞し、銀メダルを獲得する。同年に日本で開催された世界選手権に出場した。
2011年のワールドグランプリでは初の決勝ラウンド進出を果たし6位入賞の原動力となった。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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