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ネカ美術館は、インドネシアのバリ島にある美術館。 バリ島のウブド地区の北西のサンギンガンにある美術館で、著名な絵画コレクターのステジャ・ネカによって建設され、1976年に開館した。1982年インドネシア教育文化大臣ダウド・ジュスフにより公認され、現在ダルマ・スニ財団(芸術に奉仕する財団)により運営されている。 カマサンスタイル、バトゥアンスタイル、ウブドスタイルなどの伝統的なバリ絵画を集めた展示館やバリ島在住のオランダ人アリー・スミットの作品を集めた展示館、現代インドネシア絵画を集めた展示館などが中庭の休憩所を取り囲むように配置されている。入場料10000ルピア。 == 展示室 == テーマ毎に6つの展示室に別れている。 *展示館Ⅰ-さまざまなスタイルのバリ絵画 *4つのスペースに分かれており、カマサンスタイル(ワヤンの物語をモチーフとしたもの)の絵画、推移期の絵画、ウブドスタイル(1920年代以降、西洋絵画の影響を受けてウブド周辺で発達したもの)の絵画、バトゥアンスタイル(バトゥアンで発達したウブドと違い西洋絵画の影響を受けない独特の描法)の絵画。 *展示館Ⅱ-アリー・スミットパビリオン *オランダ人でありながらバリ絵画に魅せられ1956年にバリ・ウブドに移住したスミットの作品および彼の指導による若手の作品を展示している。上階がスミット本人、下階がスミットがバリの若者を対象に開いた「ヤングアーティストスクール」の出身者たちの作品となっている。 *展示館Ⅲ-写真展示室 *アメリカ人ロバート・コーク撮が撮影した1930年~1940年代初頭のバリの風俗を写した貴重なモノクロ写真を展示。 *展示館Ⅳ-グスティ・ニョマン・レンパッドパビリオン *バリで著名な芸術家レンパッドの作品のみを展示。 *展示館Ⅴ-現代インドネシア絵画 *内部はさらに5つの展示スペースにわかれている。「惹かれ合う心」はここにある。 *展示館Ⅵ-東西絵画の出会い *1階は芸術表彰を受賞したインドネシア人画家の作品。2階がバリにゆかりが深い外国人作家の作品が陳列している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ネカ美術館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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