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ネストリウス派[ねすとりうすは] ネストリウス派とは、古代キリスト教の教派の1つ。コンスタンティノポリス総主教ネストリオス〔ネストリウスはラテン語式表記で、ネストリオスはギリシア語式〕により説かれた。431年のエフェソス公会議において異端認定され、排斥された。これにより、ネストリウス派はペルシャ帝国へ移動し、7世紀ごろには中央アジア・モンゴル・中国へと伝わった〔呉善花、PHP研究所, Jul 4, 2013〕。唐代の中国においては景教と呼ばれる。のちアッシリア東方教会が継承した。 ==教義== 両性説はみとめるものの、キリストの位格は1つではなく、神格と人格との2つの位格に分離されると考える。それは、救世主(キリスト)の神格はイエスの福音書に宿り、人格は消え去った肉に宿っていたことを意味する。また、人性においてキリストを生んだマリアが神の母(テオトコス )であることを否定する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ネストリウス派」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nestorianism 」があります。
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