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ネズッポ亜目 : ウィキペディア日本語版
ネズッポ亜目[ねずっぽあめ]

ネズッポ亜目()は、硬骨魚類に属するスズキ目の下位分類群の一つ。2科12属で構成され、ネズミゴチニシキテグリなど194種が含まれる。所属する魚のほとんどは、沿岸の砂底・岩礁域から大陸棚にかけて分布する底生魚である。
== 概要 ==
ネズッポ亜目の魚類は世界中の暖かい海に生息し、ネズッポ科・イナカヌメリ科の2科で構成される。ネズッポ科の仲間はごく浅い海の砂地や、礫地の海底で底生生活を送る種類が多いが、サンゴ礁や岩礁域で暮らすものもいる。一方イナカヌメリ科は捕獲されることが一般に稀で、大陸棚辺縁や海山など比較的深い海の底で暮らしている。
ネズッポ科の魚類は雄と雌で体型・体色の異なる、いわゆる性的二形を示す種類が多い。ニシキテグリ・ヤマドリなど、特に雄で鮮やかな色彩をもつことがあり、しばしばスクーバダイビングでの観察対象とされる。ネズッポ科には数cm程度で成熟する小型の魚も多く、新種の記載も相次いでいる。ネズミゴチ、ヨメゴチなど一部の種類は投網底引き網で漁獲され、刺身天ぷら練製品の材料にされる。
本亜目の魚類は幅広い頭部をもち、体は全体的に縦につぶれた縦扁型をしている。体にはがなく、粘液に覆われぬるぬるしている。背鰭は通常2つあり、第1背鰭は1-4本の柔軟な棘条で構成される。腹鰭は1棘5軟条である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ネズッポ亜目」の詳細全文を読む



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