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ネフチェゴルスク地震とは、1995年5月28日 現地時間の5月28日1時3分(日本時間(JST)5月27日22時03分)ロシア、サハリン州北部の都市ネフチェゴルスク () 付近を震源として発生したM7.6 の地震。日本では平成7年サハリン北部地震とも呼ばれている。 最大の被害を出したネフチェゴルスクは壊滅状態となり、再建されなかった。 == 概要 == 横ずれ断層型の様式〔サハリン最北部の地質構造からみた北米・ユーラシアプレート収束境界のテクトニクス 地學雜誌 Vol.109 (2000) No.2 P235-248〕で、長さ35Km、ずれ変位量3.8m、最大ずれ変位量8.1mの地表断層が出現した、主断層は直線では無く、5度から10度程度屈曲した複数のセグメントで成り立っている。また、地震断層の北端付近には4本の副断層が形成されていた。余震域は、断層の震源付近から延長線上の70Kmの範囲で発生した。また、地震の規模と断層長に比較して変位量が大きな地震であった。 * ハーバードCMT解 : N16゜E NW73゜Mw 7.0 * 東大地震研、勝川 : N16゜E NW76゜Mw 6.8 菊池正幸(1996)による解析によれば、破壊は2つのイベントによって引き起こされた。また、ロシアの研究者による調査では、この断層に沿って複数回の地震が発生していたことを示すサンプルが得られ、放射性炭素年代測定により約1060年前、約1410年前、約1800年前に発生していたことが示唆されるとしている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ネフチェゴルスク地震」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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