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ネブラサウルス
ネブラサウルス(''Nebulasaurus'')は中国雲南省のジュラ紀中期の張河層(アーレニアンもしくはバジョシアン)から知られる基盤的な真竜脚類(eusauropod)恐竜の絶滅属である。唯一の標本としてホロタイプLDRC-VD1の脳函(braincase)が知られている。系統解析の結果ネブラサウルスはアフリカのジュラ紀中期の属スピノフォロサウルス(Spinophorosaurus)の姉妹群であることがわかった。〔Xing, L., Miyashita, T., Currie, P.J., You, H., and Dong, Z. 201X. A new basal eusauropod from the Middle Jurassic of Yunnan, China, and faunal compositions and transitions of Asian sauropodomorph dinosaurs. Acta Palaeontologica Polonica 5. 〕この発見はアジアでは未知であった基盤的な真竜脚類の代表として古生物学的に重要である。 ==名前の由来== 属名のネブラサウルスは”霧深い雲のトカゲ”という意味であり、nebulaeはラテン語で霧深い雲を意味し南部の霧深い省を意味する雲南省にちなんでいる、 サウルスはギリシャ語でトカゲを意味する"sauros" (σαυρος)である。 模式種の種小名”タイト”はこの発見地付近での地質調査プロジェクトに出資した日本のゲーム会社タイトーに献名されたものである。 Lida Xing、宮下哲人、フィリップ・カリー (Phillip J. Currie)、Hailu You、Zhiming Dongらによって2013年に命名、記載された。模式種はネブラサウルス・タイト(Nebulasaurus taito)である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ネブラサウルス」の詳細全文を読む
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