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ネペンテス・アッテンボロギ : ウィキペディア日本語版 | ネペンテス・アッテンボロギ
ネペンテス・アッテンボロギ()は山岳地帯に分布する、ウツボカズラ属の食虫植物である。本種の学名は、著名な動植物学者にしてプロデューサー、ウツボカズラ属の食虫植物に多大な関心を寄せていたデイビッド・アッテンボローに献名されたものである〔George A, K. Austen 2009. #AskAttenborough: Your questions answered . ''New Scientist'', May 15, 2009.〕〔Walker M. 2009. Giant 'meat-eating' plant found . ''BBC Earth News'', August 11, 2009.〕。このネペンテス・アッテンボロギの特徴は巨大なベル型の捕虫器であり、蓋は幅狭で開口部に対して直立する〔 PDF 〕。ネペンテス・アッテンボロギのタイプは、フィリピンパラワン州中部にある超苦鉄質岩質のビクトリア山(Mount Victoria)山頂にて採取された。 == 発見と公表 == ネペンテス・アッテンボロギは、イギリスの植物学者である Alastair S. Robinson、同地質学者の Stewart R. McPherson、それにドイツの博物学者である Volker B. Heinrich らのチームにより2007年に発見された。彼らはフィリピンに生育するウツボカズラ属の目録を作るべく、2ヶ月にわたってビクトリア山周辺を探査していた〔European botanists find new Palawan plant . ''Manila Bulletin'', October 16, 2007.〕。 ネペンテス・アッテンボロギの正式な記載は、2009年2月に出版されたイギリスの植物学雑誌 Botanical Journal of the Linnean Society 上でなされた。作成された標本「''A. Robinson'' AR001」はホロタイプに指定され、プエルト・プリンセサにあるパラワン州立大学(Palawan State University)のハーバリウムに収蔵されている〔。
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