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ネペンテス・ベントリコーサ : ウィキペディア日本語版 | ネペンテス・ベントリコーサ
ネペンテス・ベントリコーサ ''Nepenthes ventricosa'' Blanco はウツボカズラ科の植物の1つ。ヒョウタンのように途中でくびれた翼のない捕虫袋を付ける。 == 特徴 == 常緑性の蔓植物で食虫植物〔記載は主として近藤・近藤(2006),p.139〕。茎は緑色で無毛、光沢がある。高さは2mほどに達し、樹木に絡まってよじ登る。葉には柄が無く、線形から披針形で長さ20-25cm、幅は1-1.5cm、基部は茎の半分を程抱える。 捕虫袋は黄色から赤みを帯び、袋の表面は滑らかで翼は完全に退化して、痕跡も残らない。縁歯は赤く染まり、平らで幅は10-25nn、所々で波打っている。下方のものの方がやや太めで、長さ10-20cm、幅3-7cm、上部は漏斗状で口から下に狭まり、中央でくびれてもっとも幅が狭く、下部は膨らんで卵形を帯びる。口蓋は円形から腎臓型で長さ4-5cm、幅2-3cm、口蓋の基部に距があって、長さ5-10mm。上部の袋は下方のものとほぼ同型ながら細長めでより漏斗状に近い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ネペンテス・ベントリコーサ」の詳細全文を読む
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