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ネルソン・エボラ(Nelson Évora, GCIH、1984年4月20日 - )は、ポルトガルの男子陸上競技選手。2008年北京オリンピックの金メダリストである。 == 経歴 == エボラの家族がリスボン近郊のオジベラスに住んでいたとき、階下に元走高跳のポルトガル記録保持者のジョアン・ガンソが住んでいた。エボラはガンソの息子と友たちであった。ある日、ガンソは息子たちが通りで遊んでいるのを見て、エボラに陸上を始めないかと誘った。エボラは陸上選手となった。 エボラは2004年アテネオリンピックの三段跳に出場したが、15m72で競技を行った47人中40位に終わっている。しかし、2年後のヨーロッパ選手権では三段跳で4位、走幅跳で6位と入賞を果たした。この大会、三段跳の予選では17m23のポルトガル新記録もマークした。翌2007年にはさらに力をつけ、大阪で行われた世界選手権では自己ベスト、ポルトガル新記録、シーズン世界2位の17m74をマークし、ついに世界チャンピオンに輝いた。 さらに2008年には北京オリンピックに出場、3回目の跳躍を終わった段階でイギリスのフィリップス・イドウ、バハマのリーバン・サンズにリードされていたが、4回目に17m67を跳び逆転。最後はイドウを5cmおさえ金メダルを獲得し、ポルトガルに陸上競技のフィールド種目では初めての金メダルをもたらした。 エボラは、コートジボワール出身で両親がカーボベルデ人である。エボラが5歳のときポルトガルに移住したが、2002年にポルトガルの国籍を取得するまではカーボベルデ代表として国際大会に出場していた。エボラは現在でも走幅跳(7m57)と三段跳(16m15)のカーボベルデ記録を持っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ネルソン・エボラ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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