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ノギラン
ノギラン(芒蘭、学名:''Aletris luteoviridis'')はソクシンラン属の多年草。単型のノギラン属 (''Metanarthecium'') に分類される場合もあるが、分子系統解析ではソクシンラン属に含まれる。 == 特徴 == 葉は束生して10個ほどの根出葉になる。葉身は倒披針形で、長さ8-20cmになり、先端はとがる。 花期は6-8月。根出葉の間から高さ20-50cmになる花茎を伸ばし、穂状花序をつけ、やや多数の花がつく。花茎には葉がつかない。花には苞があり、ごく短い花柄がある。花被片は黄緑色で、長さ6-8mmの線状披針形になり、上向きに咲き、花後も落ちない。雄蕊は6個あり、花被片より短く、花糸は無毛。子房は中位で3室あり、各室に多数の胚珠があり、柱頭は3裂する。果実は蒴果で長楕円形になり、花被片より短い。種子は長さ0.7mmほどの卵形になる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ノギラン」の詳細全文を読む
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