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『ノラガミ』は、あだちとかによる日本の漫画。月刊少年マガジン』2011年1月号より連載中。主人公を含む日本の神とそれを取り巻く環境を題材に描いた現代和風ファンタジーバトルであり、2014年と2015年にはアニメ化されている。 == あらすじ == 社を持たない無名の神夜トは、たった5円の賽銭で水道管修理やらコンビニのアルバイトなどなんでも引き受けるデリバリーゴッドである。とある依頼を遂行中だった夜トは、不注意から壱岐ひよりを交通事故に遭わせてしまう。ひよりは一命を取り留めたが、幽体離脱しやすい体質になってしまい、その体質改善のために夜トと関わるようになる。 彼岸の世界に関わるようになったひよりは、たびたび邪悪な妖に襲われるようになる。彼女を助けるため、夜トは武器として仕えてくれる死霊「神器」が必要となり、わずか14歳で死んだ少年霊を見出す。夜トに「雪音」の名を与えられた少年霊は、ひよりを慕う一方で神らしからぬ夜トに反発し、此岸への未練からやがて万引きなどの盗みを犯し始め、夜トの体に消えない穢れを植えつけていく。そして雪音の心の穢れは遂に、夜トの命を脅かし、雪音自身まで妖に変えかけるほどのものとなるが、「若くして落命した雪音に人として生きるチャンスを与えたい」と言う夜トの真意を知ると、雪音は激しい苦痛を伴う「禊」に耐えて心を清め、ようやく夜トを主として認めるのだった。 時を同じくして、最強の武神と謳われる七福神・毘沙門天が、夜トの前に現れる。彼女はかつて、仕える神器たちを皆殺しにしたとして、夜トを仇敵と付け狙っていた。主を刺した犯人捜しからの疑心暗鬼により滅んでしまった「麻」の一族、妖化した神器たちに取り込まれ落命しかかっていた毘沙門を助けるため、一族唯一の生き残り・兆麻は、夜トに「妖化した一族を殺して欲しい」と依頼していたのだった。「麻」の一族の一件から罪悪感で死霊を見捨てられず、見つけた死霊は例え戦力として使えなくても神器にして増やし続ける毘沙門、その神器の一人・陸巴は、そんな彼女を代替わりさせるために夜トを利用しようと目論み、夜トの弱点であるひよりの霊体を高天原へ拉致する。肉体と霊体が引き離され、生命の危機に陥ったひよりを助けるため、夜トは高天原の毘沙門天の本拠地へ殴り込む。 互いを誤解したまま夜トと毘沙門天は戦い始めるが、陸巴の目論見によって毘沙門天に仕える神器たちが次々と妖化しはじめ、事態は混乱し、毘沙門天は再び落命しかける。そこへ監禁状態から脱出したひよりたちが駆けつけ、夜トと毘沙門天の誤解を解くと、夜トはひよりを連れて下界へ戻り、毘沙門天は陸巴と妖化した神器たちの始末を自らの手でつけ、夜トとの長い因縁に終止符を打った。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ノラガミ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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