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ノン・グラフィック
ノン・グラフィック (''Non Graphic'')は1950年代中期にアメリカの広告代理店、DDB(現・DDBニーダム)によって創始された、広告制作手法の一つである。 「視覚でごまかさない」という名称の通り、写真と文章によって、モノとコトとの利点請求を求めることで成り立つ、広告表現手法の一つであり、現在の広告制作手法の原点ともなっている。 == 発端・歴史 == 1929年に起きた世界恐慌を乗り越えたアメリカは、1940年代から1950年代にかけて空前の好景気に沸いており、あらゆる産業が活気づいていた。同時に広告業界もその恩恵を受けると共に、特に自動車業界ではBIG3の命を受けた、豪勢なイラストレーションでその豪華なイメージのみを売るという、利点請求の不明確な広告が多くを占めたため、ただ「モノが売れれば良い」という、モラルの欠如した広告が横行していた。 そうしたモラルのない広告に対するアンチテーゼとして、DDBの社長でコピーライターでもあった、ウィリアム・バーンバックらは、商品・サーヴィスの利点請求を、写真で表現し、それに対する説明を文章でおこなうという広告制作手法を生み出すこととなった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ノン・グラフィック」の詳細全文を読む
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