|
ハイド・パーク・バラックス(英語:)は、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州、シドニーの中心街にあるレンガ造りの建築物である。 現在は博物館として公開されている他、ニューサウスウェールズ州及びオーストラリアの史跡として保存されている。2010年、「オーストラリアの囚人遺跡群」の1つとして、他の10の史跡とともに、UNESCOの世界遺産に登録された。 == 歴史 == ハイド・パーク・バラックスは、ラックラン・マッコーリーの命令によって、1818年から1819年にかけて、建設された。設計は、囚人の建築家であるフランシス・グリーンウェイの手による。もとはシドニーのマッコーリー・ストリート(en)そばに建設され、その目的は男性囚人のための宿舎であった〔[http://www.hht.net.au/museums/hyde_park_barracks_museum/3>〕 。1848年までの間、囚人を収容するための施設として使用された。 1848年から1886年にかけては、職探し、あるいは家族の再会を果たそうとする独身女性のための施設であると同時に、1862年からは、女性の保護施設としても使用されてきた。1887年から1979年までの間、このバラックは、法廷や政府の施設として使用されることとなった。 1981年、ハイド・パーク・バラックスは歴史遺産として管理されるようになった。今日ではニューサウスウェールズ州管轄の博物館として公開されており、建設当時のシドニーの囚人の生活、オーストラリアにおける囚人管理のシステム、ハイド・パーク・バラックスから発掘された物品及び建物の内部を見学することが可能である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハイド・パーク・バラックス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|