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ハイバーニア油田 : ウィキペディア日本語版
ハイバーニア油田[はいばーにあゆでん]
ハイバーニア油田(ハイバーニアゆでん Hibernia oil field)は、カナダニューファンドランド島東方の大西洋上に位置する海底油田
ニューファンドランド島からは約315kmの沖合いのグランドバンクの東端部に位置し、南東方向にはテラ・ノヴァ油田がある〔カナダ造船業の現状と課題 -今後のカナダ造船政策の見通し- 日本財団 〕。水深は約80m。
1979年に発見されており、貯油層はジュラ系から白亜系の砂岩で、深度約3,800m〔ハイバーニア油田 石油天然ガス資源情報 〕。可採埋蔵量は16.3億バレルと推測され、生産開始は1997年11月〔北極圏の石油ガス探鉱開発状況 佐藤大地 石油・天然ガスレビュー 2010年3月 〕。重力着底型構造の石油プラットフォームが設置されており、2007年は日産13万5千バレル〔Petro-Canada の軌跡 小熊享 石油・天然ガスレビュー 2009年3月 〕。算出した石油は、タンカーにより搬出される。当該海域は、氷山が出現することもあり、衝突に備え、構造強度が強化されており、外壁も凹凸の多い形状となっている〔海洋構造物委員会活動総括とPC海洋構造物の現状報告 鈴木義晃 プレストレストコンクリート 1999年5月 〕。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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