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ハイパーゴリック推進剤[はいぱーごりっくすいしんざい] ハイパーゴリック推進剤(Hypergolic propellant 自己着火性推進剤)は2液(酸化剤と燃料)を混ぜるだけで爆発的に燃焼する(自己着火性)の推進剤である。 ハイパーゴリック推進剤は初期に設計されたロケットのエンジンや、スペースシャトルなどの宇宙機の軌道制御や姿勢制御に使う再着火回数要求が多いエンジン(静止衛星の軌道投入用のアポジエンジンなど)に使われている。ハイパーゴリック推進剤は反応性が強く毒性があるものが多い為、地上での燃料充填作業時は完全防護服の着用が必要になるなど取り扱いが難しいという欠点がある。 == 優位性 == ハイパーゴリックエンジンは2つの弁の開閉により2液を混ぜるだけで制御できるため、高い信頼性を求められる用途に用いられる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハイパーゴリック推進剤」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hypergolic propellant 」があります。
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