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ハイパーコンピュータ : ウィキペディア日本語版
ハイパーコンピュータ
ハイパーコンピュータ()は、非計算可能関数を計算できる仮想的なコンピュータである。ハイパーコンピュータを使った計算を Hypercomputation という。Jack Copeland が生み出した造語である。類似の用語として「超チューリング計算(super-Turing computation)」があるが、ハイパーコンピュータと言った場合には、そのようなコンピュータが物理的に構築可能かもしれないという意味も若干含まれていることがある。実数で重み付けするニューラルネットワーク、無限に多数の計算を同時並行して実施可能なモデル、チューリング機械で計算できないものを計算可能なモデル、などのいくつかのモデルが提案されており、一般に実数値の連続関数の極限や積分を(近似ではなく)正確に計算できるとされる。
== 歴史 ==
チューリング機械よりも強力なモデルは、1939年のアラン・チューリングの論文 ''Systems of logic based on ordinals'' に登場した。この論文は、自然数から自然数への任意の(再帰でない)関数を計算できる神託機械を持つ数学的システムを研究したものであった。彼はこのような機械を想定することで、より強力な機械があったとしても依然として非決定性が存在することを証明した。チューリングは、神託機械を数学的抽象のために導入したのであって、それが物理的に実現可能とは思っていなかった〔"Let us suppose that we are supplied with some unspecified means of solving number-theoretic problems; a kind of oracle as it were. We shall not go any further into the nature of this oracle apart from saying that it cannot be a machine" (Undecidable p. 167, a reprint of Turing's paper ''Systems of Logic Based On Ordinals'')〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ハイパーコンピュータ」の詳細全文を読む



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