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ゼットンは、『ウルトラマン』を始めとするウルトラシリーズに登場する架空の怪獣。別名「宇宙恐竜」。 == 概要 == 地球侵略を企むゼットン星人の操る怪獣として『ウルトラマン』の最終回(第39話)に初登場。ウルトラマンを完全に倒した初の怪獣であり、後年の作品への登場時にもこのことが語られている。 真っ黒な甲冑のような身体と雄牛のような2本の角が特徴で、背中にはゴマダラカミキリをモチーフにした甲羅を持つ〔『キャラクター大全ウルトラマン全調査報告』(講談社、2012年、ISBN 978-4-06-218128-0)〕。凹凸状の顔には点滅する発光体があるだけで目や鼻と明確にうかがえる意匠はなく、頭頂に生えている折れ曲がった2本の角が目や鼻の代わりとうかがえるが、そもそも視覚や嗅覚についての描写がないために詳細は不明である(『ウルトラ怪獣大百科』では、ナレーターが「穴の開いている両目はほとんど見えないが、その代わりに頭に生えているゼットン角がレーダーの役目をしている」と説明している)。当初、この角は回転する予定だったが、完成作品では固定された。この構想は、『ウルトラセブン』に登場するエレキングへ受け継がれている〔講談社の書籍『ウルトラ怪獣DVDコレクション ゼットン編』〕。 「ピポポポポポポ」という電子音や「ゼットン」と聞こえる不気味な声を発するが、これは浦野光が喋った声を逆回転したものであり〔ウルトラTHE BACK-ウルトラマンの背中〕、それ以外にもケムール人(二代目)のものをアレンジした独特の効果音を常に発している。 当初は前述の通りゴマダラカミキリがモチーフの1つでもあったので、羽を背中に持っていた。 「ゼットン」という名は、ラテン文字の最後の文字「Z(ゼット)」と50音順表記で最後に記載されるカナ「ン」を組み合わせたもので〔、「最後の怪獣」という意味。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゼットン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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