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超電荷(ちょうでんか、)は、素粒子の強い相互作用に関係する量子数である。なお、物理学者は日本語訳の「超電荷」では呼ぶことはほとんどなく、英語名のまま「ハイパーチャージ」と呼ぶ。 == 概要 == 超電荷はハドロンのSU(3)モデルに関係する量子数である。SU(3)モデルはアイソスピンのSU(2)モデルを拡張する概念である。 ハドロンがまだ内部構造を持たない素粒子だと思われていた時代に、アイソスピンによって核子やパイ中間子は1つの多重項にまとめられたが、実験からK中間子やラムダ粒子などの新たなハドロンが発見されて既存の電荷とアイソスピンだけでは分類できなくなった。そこで新たな粒子を分類する量子数として超電荷が提唱された。 電弱相互作用において類似する役割を持つ弱超電荷との混同に注意が必要である。超電荷の概念は、アイソスピンおよびフレーバーを単一のチャージに組み合わせ、統一する。また、ハドロンのSU(3)モデルは量子色力学のカラーSU(3)Cとは無関係である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「超電荷」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hypercharge 」があります。 スポンサード リンク
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