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ハエトリグサ
ハエトリグサ(蠅捕草、''Dionaea muscipula'')は、北アメリカ原産の食虫植物。別名、ハエトリソウ、ハエジゴク。葉を素早く閉じて獲物を捕食する姿が特徴的で、ウツボカズラと並ぶ有名な食虫植物である。 英語の"Venus Flytrap"(女神のハエ取り罠)は、2枚の葉の縁の「トゲ」を女神のまつ毛に見立てたことに由来する。 == 形態 == ごく背の低い草本で、茎は短縮していて地中にあってわずかに横に這い、多数の葉をロゼット状に出す。葉の付け根は肥大し、地下茎とともに鱗茎型の球根を形成している。葉には長い葉柄があり、先端に捕虫器になった葉を着ける。葉柄は扁平で幅広く、地表に這うか、少し立ち上がる。捕虫器は二枚貝のような形で、周辺にはトゲが並んでいる。 ハエトリグサは葉が印象的なうえ、しばしば捕虫部の内面が鮮やかな赤色に色づくため、花と勘違いされることもある。実際には葉と別の花茎が立ち上がり、その先に白い花が数個固まって咲く。この花のつき方は同じ科のモウセンゴケとも共通する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハエトリグサ」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Venus flytrap 」があります。
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