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ハギマシコ
ハギマシコ(萩猿子、学名: ''Leucosticte arctoa'')は、スズメ目アトリ科ハギマシコ属に分類される鳥類の1種である。 == 分布 == 旧北区の東部に分布する〔(ロシア東部、モンゴル、中国北東部、北朝鮮、韓国、 日本)。夏季にロシア(シベリア中・東部)のアルタイ山脈、サヤン山脈からモンゴル北部、ザバイカル、コリャーク地方、カムチャツカ半島、千島列島北部の山地で繁殖し、冬季になると低地や暖地に移動〔、中国や朝鮮半島へ南下し越冬する。 日本では亜種ハギマシコ (''Leucosticte arctoa brunneonucha'') が主に冬季、越冬のため冬鳥として飛来するが、本州中部以北で見られ、西日本には少ない〔日本の野鳥650 (2014)、675頁〕。夏季に北海道や東北地方の高山帯に残る個体もおり、北海道の日高山脈や利尻島のほか、大雪山では巣材を運ぶ個体や〔日本の野鳥590 (2000)、579頁〕巣立ち直後の幼鳥に給餌する観察例があり、繁殖している可能性があるが、巣や卵は確認されていない。北海道で冬鳥または留鳥とされるほか、南千島、本州、見島(山口県)で冬鳥、舳倉島(石川県)では旅鳥、佐渡島(新潟県)、九州、対馬(長崎県)、伊豆諸島の八丈島(東京都)ではまれな旅鳥として記録されている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハギマシコ」の詳細全文を読む
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