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ハクサンオオバコ : ウィキペディア日本語版
ハクサンオオバコ

ハクサンオオバコ(白山大葉子、学名:''Plantago hakusanensis'' )は、オオバコ科オオバコ属多年草〔『日本の野生植物 草本Ⅲ 合弁花類』p.142〕〔『山溪カラー名鑑 日本の高山植物』p.161〕〔『山溪ハンディ図鑑8 高山に咲く花』p.96〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.706〕。高山植物
==特徴==
地下にやや肥大した塊状の根茎があり、その根茎から5-10個のが束生する。葉は長さ3-8cm、幅2-4cmになる楕円形または倒卵状楕円形で、先は短くとがるか円く、基部はしだいに細まって、幅の広い葉柄となる。葉はやわらかく、表面は無毛、裏面に軟毛が生え、縁には不明瞭な鋸歯がみられる〔。
花期は7-8月。高さ7-12cmになる無毛の花茎を1-5本伸ばし、中ほどより上側に穂状花序に10-20のをつける。萼片は長さ1.5-2mmの楕円形で、先は円い〔〔。花冠は長さ2-2.5mmで先が4裂して反り返り、赤褐色〔または白色〔になる。雄蕊は4個あり、花冠の外に長く突き出て、円心形の葯は赤紫色、暗紫色で目立つ〔〔。雌蕊は雄蕊より先に成長し、白い花柱が伸びる〔。果実蒴果で萼片の1.5-2倍の長さになり、卵状楕円形になり、中に長さ2mmになる長楕円形の種子が1個ある〔〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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