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ハコイリのムスメ : ウィキペディア日本語版
ハコイリのムスメ

ハコイリのムスメ』は、池谷理香子による日本漫画作品。集英社の隔月刊誌『Cookie』にて2015年5月号から連載されている。単行本は2016年3月現在既刊2巻。
第6回anan漫画大賞で準大賞に選出された。
== あらすじ ==
祖父が一代で財を成した園田家の高校3年生の孫娘・珠子は、地元のお嬢様学校であるエスカレーター式の女子校に幼稚園から通い、厳しい門限や外出制限を課せられながら箱入り娘として素直に育ってきた。そんな珠子にも彼氏ができ、初めての恋愛に心を躍らせるが、彼から東京の専門学校に進学すると言われ、彼と離れたくない珠子は、理由をごまかして東京の大学に進学したいと祖父に直談判するも猛反対される。その時、祖父の元に融資の申込みに来ていた地元の名料亭「つがわ」の夫妻がいたが、東京のことで頭がいっぱいになっていた珠子の視界には入ってなかった。応接室の外で待っていた「つがわ」の長男・紀之の整った顔立ちに思わず見とれた珠子は、後になって津川家の事情を知り、東京行きを諦める代わりに「つがわ」への融資を祖父にお願いする。珠子が紀之に恋をしたと勘違いした珠子の母は、紀之の将来性を進言し、融資の引き換えに2人を婚約させ、紀之が将来、園田の会社に入ることで両家の間で話がまとまった。当然のことながら、店のために息子を売ったのかと、紀之はこの取り決めに怒って反対するが、珠子は大学を卒業したら自分から婚約を破棄するから、それまでに料亭の経営を立て直せば、津川家は路頭に迷わずに済み、珠子自身も念願の東京行きが叶うからと説得し、偽装婚約が成立する。珠子は紀之と同じ大学に補欠で合格し、祖父の言いつけで紀之は珠子を守るために同居することになる。
上京して10日、彼氏におかずの差し入れに行った珠子は、キス以上の仲に進展させてくれず、ババ臭い料理ばかり持ってくる珠子とはもう付き合えないと振られてしまう。後日、世間知らずの珠子は先輩に酒を飲まされ酔いつぶれ、危うく連れて行かれそうになったところを、間一髪で紀之に助けられる。酔った珠子は介抱する紀之に、どうせなら大学生活を謳歌して欲しいと話す。バイトを掛け持ちし、サークルに興味を示していなかった紀之は、親友に誘われていたフットサルサークルに入ることにする。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ハコイリのムスメ」の詳細全文を読む



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