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ハシカンボク : ウィキペディア日本語版
ハシカンボク

ハシカンボク ''Bredia hirsuta'' は、ノボタン科の植物。ピンク色の小さな花を付ける。
== 特徴 ==

常緑性の小柄な低木〔以下、主として佐竹他(1989),p.103〕。背丈は30-100mになり、茎の断面は丸い。枝や葉柄には立った剛毛と短い毛が生える〔北村・村田(1971),p.202〕。対生で、葉身は薄い草質で卵形、狭卵形から卵状長楕円形で先端は少し尖るか、突き出して尖り、基部はやや心形に窪む。葉の縁には細かな低い鋸歯があり、鋸歯の先端には剛毛が生え、また葉の両面にもまばらに毛が生える〔北村・村田(1971),p.202-〕。葉には5行ないし7行の葉脈が強く出ており、裏面はやや白い。葉身は長さ4-10cm、幅2-5cm、葉柄は長さ1-8cm。
花期は7-9月。花序は集散花序で、茎の先端から上向きに伸び出し、多数の花を付ける。花は径1.5cmほどで淡いピンク色。花序の長さは8-12cm、短毛が生えている〔この文より以降は初島(1975),p.439〕。花柄は長さ5-12mmで基部に小さな苞がある。萼筒は長さ4mmで、花柄から先端へと次第に幅広くなる。萼列片は4個あり、披針状三角形で長さ1mm。花弁もやはり4枚で、菱状倒卵形で長さ8mm、先端は小さく尖っている。果実は倒円錐形で長さ7mm、先端に輪のような環状体があり、その縁はほぼ滑らか。
雄蕊は8本あるが、これに大小の2形がある〔以下、北村・村田(1971),p.202-203〕。大きい方は長さ4-5mmになり、葯は紫色で内向きに鎌状に曲がっている。小さい方は2.5mm、大きい方の基部にある。柱頭は斜めに伸びて雄蕊の輪から伸び出て上を向く。先端は点状。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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