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榛色(はしばみいろ)は、ヘーゼルナッツの色に由来する色の名。 くすんだ赤みの黄色。または黄色がかった薄茶色。 シェークスピアが『ロミオとジュリエット』の中で という表現を用いた〔 という台詞がある(3幕1場; マキューシオ)〕ことを嚆矢として、英語圏ではある種の瞳の色を指して と呼ぶことが行われてきた〔Online Etymology Dictionary 〕。 とは元来、樹木の一種である榛(はしばみ)を指す単語であり、ヨーロッパでは古くから食料として親しまれてきたセイヨウハシバミの果実であるヘーゼルナッツ()の表皮の色を指して、色彩表現としたものである。 また という呼び方も一般に行われ、その訳語として日本語では「榛色」の名が用いられるようになった〔『Color Guide International 国際版色の手帖』 38ページ / 1988年 小学館〕。 文学表現などでたびたび用いられてきた の表現については、「榛色の瞳」と訳すことが一般的に定着している。 。 JIS慣用色名には含まれていない。 == 近似色 == * 黄土色 * 朽葉色 * カーキ色 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「榛色」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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