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ハスダイ・イブン・シャプルト : ウィキペディア日本語版 | ハスダイ・イブン・シャプルト ハスダイ・イブン・シャプルト(、、、 915年頃-975年頃) は、後ウマイヤ朝の首都コルドバで活動した医師、学者、政治家で、ユダヤ教徒。 ==概説== コルドバ東方のハエン生まれ〔上間篤「中世アル・アンダルスにおけるユダヤ系住民の社会的地位について」 On the Social Status of the Jews in Al-Andalus、『名桜大学紀要』(4) , pp.1 - 9 , 1998-12-20 , 名桜大学 〕。初代カリフ(イスラム国家の指導者)アブド・アッラフマーン3世に登用され、宮廷医、ワズィール(廷臣)を務めた。 960年頃、黒海北方の王国ハザールのカガン(可汗、支配者)でユダヤ教徒でもあるヨセフとの間で交わした、ヘブライ文字の往復書簡(『ハザール書簡』:en:Khazar Correspondence)が残されており〔S.A.プリェートニエヴァ『ハザール謎の帝国』(城田俊訳)新潮社、1996年、pp.223-246〕〔三浦清美「歴史的ヴォルガ―ヴォルガがロシアの川となるまで―」 〕、ハザール史やユダヤ史の史料として研究されている。
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