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ハダカイワシ目 : ウィキペディア日本語版
ハダカイワシ目[はだかいわしめ]

ハダカイワシ目()は、硬骨魚類の分類群の一つ。ハダカイワシ科ソトオリイワシ科の2科で構成され、35属246種からなる。含まれるすべての種類は深海魚で、特にハダカイワシの仲間は数・種類ともに豊富であり、深海生態系において重要な位置を占めている。
== 概要 ==
ハダカイワシ目の魚類は全世界の外洋に分布し、水深200m以深の深海を主な生息域とする。水深200~1,000mの中層に住む深海魚としては、オニハダカ属(ワニトカゲギス目)の魚類と並び、種類・数の両面で支配的である。大型深海生物の食料として食物連鎖で重要な地位を占めるほか、夜間に餌を求めて海面近くまで浮上する行動(日周鉛直移動)を通じて、浅海の有機物を深海に運ぶ役割をも担っている。
ハダカイワシ目はかつてヒメ目に含められていたが、鰓周囲の筋肉の付き方が異なること、上咽鰓骨をもつことなどから区別され、現在は単独の目として扱われている。体は左右に平べったく側扁し、口は大きい。脂鰭(あぶらびれ)を持つ。資源量は莫大であるが、深海で浮力を得るために体には水分・脂肪分が多く、食用として利用されることはほとんどない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ハダカイワシ目」の詳細全文を読む



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