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ハチノス
ハチノスは、牛または近縁種の動物の第二胃(英語 reticulum レティキュラム)の俗称。別名を蜂巣胃(はちのすい)、網胃(あみい)ともいう。 == 概要 == ハチノスとは、ウシ亜科の動物、牛の第二胃の俗称で、詳しく言うと第一胃(ルーメン、俗称ミノ)に続く嚢状部分のことである。名前の由来は、胃の内面の絨毛が蜂の巣のように、六角形がならんだような状態になっているためで、実際に表面に様々な形のくぼみを見ることができる。第二胃袋を含む複数の胃袋は、反芻動物特有の器官であり、そのなかでも第一胃袋と第二胃袋は反芻において重要な器官になっている。このため、この2つの胃を総合して、反芻胃ということもある。 この反芻胃は、牛の場合、全胃袋の容積の85%を占めており、成牛においての容積は約106リットルとなる。ただし、これだけの容積を持ち合わせていても、胃内部において消化液などはあまり分泌されず、発酵のための胃袋であるということが伺える。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハチノス」の詳細全文を読む
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