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虫刺症[ちゅうししょう] 虫刺症(ちゅうししょう)とは、昆虫類を含む虫に刺された時にできる傷であり、外傷の一つである。この他に刺咬症(しこうしょう)、蜂の場合は蜂刺症(はちししょう)ともよばれる。症状が日常的には「虫刺され」といわれることが多い。便宜上、刺された場合のみではなく咬まれた場合も下記に記す。 == 一般事項 == 蚊・ブヨ・ダニ・アブなどに刺されたり、毛虫や毒蛾にかぶれた場合、ステロイド外用剤(軟膏、クリーム)を塗ると効果的である。また冷たいタオルなどで患部を冷やすと、かゆみや痛みが和らぐ。(局所冷罨法)ひどい場合は、ステロイドの内服や注射を行うこともある。 : 飛翔する昆虫は体温が高く、毒が温熱で失活しにくい。ムカデや毛虫といった飛翔しない昆虫は体温が低く、その毒は温熱で失活しやすい。 : 受傷後、なるべく早期に外用ステロイド(ベタメタゾン=リンデロンV軟膏)と亜鉛華軟膏を同量混和したものを発赤熱感のある部位に厚めに塗布して、その上ポリ塩化ビニリデンラップ(サランラップ®)で覆う。ラップの上から冷水や氷で冷やしたタオルで20分ほど冷やすと痒みがなくなり腫れも改善する。この方法だと、患部をラップで覆うため、患児がもし掻いてしまったとしても、とびひになりにくい。〔日経メディカル:泣かせない小児診療ABC第14回 http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/series/yokoi/201405/536081.html〕
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「虫刺症」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Insect bites and stings 」があります。
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