翻訳と辞書
Words near each other
・ ハッカパイプ
・ ハッカビー
・ ハッカビーズ
・ ハッカペル
・ ハッカミー
・ ハッカヨウ
・ ハッカリ県
・ ハッカン
・ ハッカー
・ ハッカー (曖昧さ回避)
ハッカーの良心
・ ハッカーインターナショナル
・ ハッカーグループ
・ ハッカーコンテスト
・ ハッカージャパン
・ ハッカースペース
・ ハッカーズ
・ ハッカーズ大辞典
・ ハッカー宣言
・ ハッカー文化


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ハッカーの良心 : ウィキペディア日本語版
ハッカーの良心[はっかーのりょうしん]

ハッカーの良心(英The Conscience of a Hacker)は、1986年にWeb上に公開されたハッカーの行動原理・基本原則を表した短い文章。多くの影響を与えたとされる。「The Hacker Manifesto」あるいは「Hacker's Manifest」とも記述される事があるため、「ハッカー宣言」などと訳される事もあるが、様々なハッカーグループによる宣言は多数あり、同名の書籍もあり、紛らわしい事からハッカーの良心と訳される例が多い。
==概要==
1986年1月8日に記述された。英文2796文字(タイトルおよび飾り付けの記号含む)からなる短い文章で、逮捕直後に記述したと見られており、幾分に感情的あるいは情緒的・文学的表現が見られる事から「エッセイ」と記述される例もある。作者は1970年代から活動していたハッカーのロイド·ブランケンシップ(:en:Loyd Blankenship)であり、彼はハッカーグループ「Extasyy Elite」と「Legion of Doom」のメンバーとされる〔elfqrinによる作者への取材(英語) 〕。この文章に強く影響を受けて、オランダアムステルダムでの世界ハッカー大会において「世界ハッカー宣言」が行われ、それに伴い「ハッカーの良心」も知られるようになった。このハッカーの良心に触発されて行われた世界ハッカー宣言は「どんなものであれ、情報を媒介するツール、ならびにシステムは全面的かつ包括的に無料であらねばならない」との内容であったと当時翻訳に携わった雑誌記者は伝える〔捕まる危険あるがハッカーが動く理由「そこに謎があるから」(SAPIO 2011年7月20日号/週刊ポストセブン) 〕。また、オープンソースやフリーソフト化の流れに大きく影響を与えたとされ、一部では盛んにプリントされ、ハッカーの標語としてTシャツなどに印刷したものが作られ、また、フイルムに多数引用されたと伝えられる。なお、時代背景として、当時のネット接続料は極めて高く、個人負担するには家計圧迫度が高かった事が考えられる〔こんなに違う!今と昔のネット事情(R25) 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ハッカーの良心」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.