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ハッシウム : ウィキペディア日本語版
ハッシウム

ハッシウム()は原子番号108の元素元素記号Hs超ウラン元素超重元素である。安定同位体は存在しない。
== 歴史 ==
1984年重イオン研究所線形加速器UNILACによるとらのイオンを照射する実験〔Chemical investigation of hassium (Hs, Z=108) 重イオン研究所〕によって合成に成功した。
: 208Pb + 58Fe265Hs + 1n
1992年、IUPACIUPAPによる合同作業部会の報告書によって認定されると、所在地であるドイツヘッセン州ラテン語名、ハッシア (hassia) にちなんでハッシウムが提案された。
本来なら発見者提案が優先されるはずだが、1994年に発表されたIUPACの超フェルミウム元素に関する報告書〔NAMES AND SYMBOLS OF TRANSFERMIUM ELEMENTS IUPAC〕では、オットー・ハーンにちなんでハーニウム (hahnium, Hn) となっていた。
これはアメリカ化学会105番元素名として提案し、アメリカでは既に使用されていた名前だったが、105番元素の命名権はドゥブナ合同原子核研究所が得ていた。ドイツ化学会ドイツ物理学会の抵抗と長い議論が続き、系統名ウンニルオクチウム (unniloctium, Uno) の使用が続いた。
1997年、IUPACは改めて報告書を出し〔NAMES AND SYMBOLS OF TRANSFERMIUM ELEMENTS IUPAC〕、正式にハッシウムと命名された。
2002年スイスベルン大学でわずか7原子から酸化物、次いでオキソ酸塩を合成する実験〔Chemical investigation of hassium (element 108) アメリカ国立生物工学情報センター〕が行われ、化学的性質のいくつかが測定された。
: 269Hs + 2 O2269HsO4
: HsO4 + 2 NaOH → Na2

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ハッシウム」の詳細全文を読む



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