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ハッチョウトンボ
ハッチョウトンボ(八丁蜻蛉、''Nannophya pygmaea'' )は、トンボ科ハッチョウトンボ属のトンボの一種。日本一小さなトンボとして知られ、世界的にも最小の部類に属する〔トンボのすべて (1999)、8頁〕〔日本動物大百科 (1996)、82頁〕。 == 分布 == パキスタン、インド、ネパール、中国、台湾、マレーシア、ミャンマー、タイ、フィリピン、ニューギニア、韓国、日本、ソロモン諸島、オーストラリア北部など、東南アジアの熱帯域を中心に広く分布する〔。DNA解析により地域によって大きな差異が確認されていて、複数の種に再分類される可能性がある〔日本のトンボ (2012)、436-437頁〕。 日本では青森県から鹿児島県に至る本州、四国、九州に分布するが、離島には生息していない〔〔。日本国内での分布は局所的で、さらに近年の開発や環境汚染により著しくその数を減少させている。 長野県駒ヶ根市で市の昆虫に指定されている。和歌山県古座川町では、町指定天然記念物に指定している。古座川町は生育地となっている休耕田を買い取ったり、防護柵を取り換えたり、盛り土を整備したりするなどの環境づくりを進めている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハッチョウトンボ」の詳細全文を読む
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