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ハットゥシリ3世 : ウィキペディア日本語版
ハットゥシリ3世[はっとぅしり3せい]

ハットゥシリ3世〔現在はハットゥシリ2世の実在が疑われているので、本来このハットゥシリを2世と呼ぶべきだが、既に定着したため3世と呼ばれている〕(Hattušili III、在位:紀元前1266年頃‐紀元前1236年頃)は、ヒッタイト大王。彼はエジプト第19王朝との間に平和条約を結んだことで名高い。
== 来歴 ==

=== 王族 ===
大王ムルシリ2世の末の息子として生まれ、ムワタリの弟にあたる。子供の頃からあまり健康に優れなかったようである。そのため父ムルシリは夢占いに従ってハットゥシリをサムハの町の守護神であるシャウシュカ(イシュタル)女神の神官とした。彼は生涯を通じこの女神への篤い信仰を表明している。
父が死ぬと兄ムワタリが大王に即位した。ハットゥシリは兄の下で、軍司令官(EN KARAŠ)および近衛隊長(GAL MEŠEDIUTIM)を務めた。ついで北方の強敵カシュカ族に対する最前線である「上の国」の長官に任命された。当時ムワタリは帝都をタルフンタッシャに遷しており、旧都ハットゥシャを含む地域の長官という重職への任命は、ムワタリの弟に対する信頼を思わせる。さらに、ネリクの町を失ったのち天候神信仰の中心地となっていた属領ハクピシュの副王に任じられる。ムワタリに従いカデシュの戦いにも従軍。帰還後、ラワツィンティヤのイシュタル神官の娘プドゥヘパと結婚した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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