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ハットフィールド・ハウス : ウィキペディア日本語版 | ハットフィールド・ハウス
ハットフィールド・ハウス(Hatfield House)は、イングランドのハートフォードシャーにある中世のカントリー・ハウス(貴族の館)。15世紀末に高位聖職者の邸宅として建造されたのち王室の宮殿のひとつとして使われ、17世紀初期にロバート・セシルが改築して自邸とした。現・所有者は子孫の第七代ソールズベリー侯ロバート・ガスコイン=セシルだが、一般公開されている。主館であるハットフィールド・ハウス、聖職者邸だったころの一部であるビショップ館、庭園のハットフィールド公園から成る。 == 概要 == 15世紀末にイーリー大聖堂のモートン枢機卿によって建造されたが、ヘンリー8世の宗教改革の際に没収され、国王の子供たちの宮殿として使用された〔『夏目漱石とロンドンを歩く』 出口保夫、PHP研究所、1993〕。メアリー1世やエリザベス1世らが育った場所として知られる。ジェームズ1世の時代にロバート・セシルが手に入れ、以降セシル家の邸宅として今に至る〔。大物政治家を輩出したセシル家の人脈が多数出入りする政界サロンとしても有名で、1903年には日英同盟締結を求められていた伊藤博文も招かれている〔 本山美彦、2012-04-08〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハットフィールド・ハウス」の詳細全文を読む
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