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ハドロサウルス
ハドロサウルス''(Hadrosaurus)''は白亜紀後期の8,000万年前〜7,400万年前に生息した大型草食恐竜。鳥盤目・鳥脚下目・ハドロサウルス科。学名の由来は「頑丈なトカゲ」より。1991年にニュージャージーの公式の州の恐竜となっている。 ==発見==
1838年に発見され、1858年に本格的な発掘が行われた。その結果、八つの歯や顎の断片、ほぼ完全な四肢が発掘され、古生物学者J・ライディによって学名を与えられた。北アメリカ発見された恐竜としては初となる。彼はこれらの骨格の特徴から、この生物はイギリスで発見されたイグアノドンの近縁と認めた。しかし彼は、イグアノドンなどが四足歩行の動物であるとする当時の一般的な見解はとらず、これを二足歩行の生物であるとした。ただしこの時点では、はいまだ頭部は発見されておらず、近縁とされる属を参考に復元された。 1999年、イギリス・マンチェスター大学のチームにより、アメリカ中西部ノースダコタ州で軟組織まで保存されたミイラ化石が発見された。その後、2006年に全身が発掘され、発見地にちなんで「ダコタ」と名付けられた。 *ハドロサウルスのミイラ (英語サイト)
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハドロサウルス」の詳細全文を読む
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