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ハナデンシャ
ハナデンシャ(花電車)は本州中部以南の沿岸に生息するウミウシの一種。鮮やかな赤や黄色の斑点を持ち、その鮮やかさから「花電車」(パレード用に電飾を施した路面電車)の名が付いた。 == 特徴 == 体長10~15センチとウミウシのなかでは大型。全体的には楕円形で、厚みのある体をしている。頭部は半円形に広がり、その周囲には短い樹状突起が16-17個ならぶ。体の側面からはやや長い樹状突起が4対伸び、先端はこぶ状。頭部背面からは1対の触角が伸びるが、これは完全に体内に引っ込めることが出来る。体の背面やや後部の鰓は羽状で5-6個。後端は幅広い。 体色は基本色が白で、黄味や赤みを帯びることもある。背中の樹状突起は基部が赤く、先端が黄色く染まる。(以上は岡田他(1976)より) しかし網にかかってもすぐに死んでしまい、体も縮むため捕獲はまれで、生態もあまり知られていない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハナデンシャ」の詳細全文を読む
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