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埴輪(はにわ)とは、日本の古墳時代に特有の素焼の焼き物〔ただし、木製の埴輪も多数発掘されている〕。古墳上に並べ立てられた。日本各地の古墳に分布している。 == 概要 == 埴輪は、3世紀後半から6世紀後半にかけて造られ、前方後円墳とともに消滅した。基本的に中空である。造り方は粘土で紐を作り、それを積み上げていきながら形を整えた。時には、別に焼いたものを組み合わせたりしている。また、いろいろな埴輪の骨格を先に作っておき、それに粘土を貼り付けるなどした。型を用いて作ったものはない。中心的な埴輪には、表面にベンガラなどの赤色顔料を塗布した。畿内では赤以外の色はほとんど用いられなかったが、関東地方では、形象埴輪にいろいろな彩色が施されている。 埴輪は、古墳の憤丘や造り出しなどに立て並べられた。 埴輪は、大きく円筒埴輪と形象埴輪の2種類に区分される。さらに、形象埴輪を大きく分けると家形埴輪、器財埴輪、動物埴輪、人物埴輪の四種がある。 形象埴輪からは、古墳時代当時の衣服・髪型・武具・農具・建築様式などの復元が可能である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「埴輪」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Haniwa 」があります。 スポンサード リンク
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