|
ハバロフスク(、)は、ロシア極東部の都市で、ハバロフスク地方の中心都市である。2002年より極東連邦管区の本部も置かれている。 == 概要 == 北緯48度42分、東経135度12分にある。アムール川の右岸中流域に位置し、ウスリー川との合流点のすぐ下流にある。 人口は、2002年に行なわれた国勢調査によると583,072人であった。 地域経済の中心として機械工業や金属工業、木材業が発達している。また、モスクワ、サンクトペテルブルクに次いで、同国3位の都市である。 行政的にはロシアの極東連邦管区の本部が置かれ、極東ロシア地域の行政の中心となっている。同時にハバロフスク地方の州都でもある。 なお、標準時はUTC+10(夏時間はUTC+11)のウラジオストク時間を採用している。 首都のモスクワからは遙かに遠く、シベリア鉄道経由で8,523kmの距離、7時間の時差がある。一方、アムール川の対岸にある中国領からは30kmの距離にあり(中国はUTC+8なので、中国との時差は2時間(夏時間の期間中は3時間))、アムール川とウスリー川の合流点にある大ウスリー島(中国名:黒瞎子島)は中ソ国境紛争の重要な係争地となっていた。なお、2004年に国境確定問題は決着し、大ウスリー島がロシアと中国の共同管理に置かれる事で合意したため、ハバロフスクに対する軍事上のリスクはほぼ完全に解消された。次いで2008年には国境線が最終的に確定した。 ハバロフスクはシベリア鉄道の重要な拠点であり、コムソモリスク・ナ・アムーレへ向かう支線の分岐点でもある〔正確な分岐点は〕。また、アムール川やウスリー川の水運にも恵まれるが、これらの川は冬季には長期間凍結する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハバロフスク」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|