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ハプスブルク級戦艦[はぷすぶるくきゅうせんかん]
ハプスブルク級戦艦 (Habsburg Klasse) はオーストリア=ハンガリー帝国海軍が建造した前弩級戦艦の艦級である。 == 艦形 ==
主行動海域であるアドリア海は、波が穏やかであるものの島嶼が多く、随所に狭水道が存在する環境であることから、これに適合した比較的小型の艦形とし、速力は同時期の他国の戦艦より高速である〔『福井静夫著作集 第六巻-軍艦七十五年回想記 世界戦艦物語』 pp.171-175〕。 艦首には衝角が設けられていた。前甲板に連装砲塔に収められた24cm主砲1基を配置。艦中央部に艦橋、ミリタリー・マスト式の単脚式の前後檣、2本の煙突があった。煙突周囲は煙管型の通風筒が立ち並び、その間が艦載艇収容スペースとされた。後部甲板上には後ろ向きに24cm単装主砲塔が配置された。副砲(15cm単装砲)は、舷側ケースメイト配置とし、舷側に等間隔で上下に2基ずつ3箇所の片舷計6基の配置で計12基を搭載した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハプスブルク級戦艦」の詳細全文を読む
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