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クマノミ はクマノミ亜科に属する海水魚の1種。英名には Clark's anemonefish、yellowtail clownfishなどがある。 種小名"''clarkii''"は、魚類学者ベネットが本種を新種として報告する時に、図版を製作した銅版彫師J. クラークへ献名したものである〔中村庸夫『魚の名前』2006年 東京書籍 ISBN 4487801168〕。地方名はトンボダイ(和歌山)、ハチマキ、チンチクリ(高知)、ヤハゲ(愛媛)等がある〔檜山義夫監修『野外観察図鑑4 魚』旺文社 1985年初版・1998年改訂版 ISBN 4010724242〕〔。 == 形態 == 最大で雄は10 cm、雌は15 cm程度まで成長する。体はずんぐりして側扁する。 背鰭は10棘15-16軟条、臀鰭は2棘13-14軟条。 体色には地域変異がある。通常は、背側が黒、腹側が橙黄色で、黒い部分は成長とともに拡大する。吻は橙から桃色である。体には2本の白い横縞があり、1本は眼の後方に、もう1本は肛門の上にある。背鰭は橙黄色で、尾柄は白い。尾鰭は三角形に近く、雄は橙色だが雌は白色である〔蒲原稔治著・岡村収補訂『魚』保育社 エコロン自然シリーズ 1966年初版・1996年改訂版 ISBN 4586321091〕。アラビアハタゴイソギンチャク ''Stichodactyla mertensii'' に共生するものは腹部まで黒くなる〔小林安雅『ヤマケイポケットガイド16 海辺の生き物』2000年 山と渓谷社 ISBN 4635062260〕。尾鰭の色は多少淡く、白いこともある。稚魚は橙黄色の体に、白い横縞を持つ〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クマノミ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Clark's anemonefish 」があります。 スポンサード リンク
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