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ハマグリ亜綱 : ウィキペディア日本語版
異歯亜綱[いしあこう]

異歯亜綱(いしあこう、)、または異歯類は、二枚貝 の分類群である。二枚貝綱の中で最も数が多い亜綱である。
亜綱とすることが多いが、固有弁鰓亜綱 異歯上目もしくは異歯目とすることもある。代表種ハマグリからハマグリ亜綱ハマグリ目とも呼ぶ。
なお、伝統的には異靱帯類 は異歯亜綱とは別の異靱帯亜綱とされてきたが、近年は異歯亜綱の下位分類とするようになりつつある。
==特徴==
その名のとおり「異歯型」 () である。異歯型とは、2枚の貝殻蝶番で噛み合わせるための鉸歯 () に、形が異なる主歯 () と側歯 () があるということである。なお、異靱帯類では鉸歯は退化的である。
閉殻筋肉(貝柱)は前後に2つある双筋型である。
水底や岩などに深く潜入する種では、左右の外套膜が癒合し、喚水のために水管が発達する。水管の発達度合いは殻の套線湾入の深さに表れていることが多い。
世界中に分布し、山地の小さい淡水域から深海底まで多様な種が生息する。水底の砂礫や泥に潜入して生活する種が多いが、殻で他物に固着するものや、足糸で着生するものもあり生態的にも多様である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「異歯亜綱」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Heterodonta 」があります。



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