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ハミズゴケ
ハミズゴケ(''Pogonatum spinulosum'' Mitt.)は、スギゴケ目スギゴケ科ニワスギゴケ属のコケ植物である。しかし他の近縁種とは異なり、本体はごく小さく葉が発達しないため、見かけ上はさく(胞子嚢)ばかりに見える。 == 特徴 == ハミズゴケは、配偶体の本体が非常に退化しているため、基本的にはスギゴケ類と同じく直立する茎に葉が並ぶのであるが、茎がせいぜい2mm程度しかなく、葉も鱗片状の細長いものが茎に密着しているため、目立たない姿となっている。雌雄異株。 さく柄は長さ2-4.5cm程度、ほぼ真っすぐに立ちあがり、白っぽい褐色。先端に一つのさくをつける。さくの先端はとがり、それに密生した毛で出来た被り物がある点は一般のスギゴケと変わらない。 名前は葉見ず苔で、葉が見えないことから。かつてはハミズニワスギゴケと呼んだ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハミズゴケ」の詳細全文を読む
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