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ハリストス復活!(ハリストスふっかつ!)とは、正教会の復活大祭期間中の挨拶。日本正教会による訳語。イイスス・ハリストス(イエス・キリストの現代ギリシャ語・スラヴ語・ルーマニア語等における発音・転写)の復活を信徒同士で共に記憶する挨拶である〔「ハリストス復活!」「実に復活!」(2014年) 〕。 「ハリストス復活!」と信徒の一方が挨拶すると、信徒のもう一方が「実に復活!」(じつにふっかつ!)と答える。復活大祭(パスハ)の奉神礼では主教・司祭と信徒の間で繰り返し用いられると共に、復活祭期の間は信徒の間でこの挨拶が用いられる〔。その場に参祷している多くの外国人信徒の為に、教会が所在する地域の言語以外の言語で呼びかけ・応答が行われる事もある〔。 正教会のほか、非カルケドン派・東方典礼カトリック教会の信徒も用いる。また、少数の西方教会信徒も使う事がある。 こうした挨拶・習慣を表すは「パスハの挨拶」とも訳し得るが、日本正教会でこうした表記を用いる事はあまり無い。 ==諸言語の表現== 並び順はギリシャ語・教会スラヴ語を除き〔ギリシャ語と教会スラヴ語はその重要性と普及度から1番目・2番目に記載。〕、五十音順。 *教会スラヴ語: *アムハラ語: *''(al-Masīḥ qām! Ḥaqqan qām!)'' *アルバニア語(トスク方言) *アルーマニア語: *(Christ is risen from the dead! Blessed is the resurrection of Christ!) :応答文に若干の違いがある。「ハリストス復活!」「ハリストスの復活は福(さいわい)なり」 *ウイグル語: *(オランダ)、(ベルギー) *シリア語: :ただしスロバキアの正教会では上記教会スラヴ語版の表現を用いるため、この表現は用いられない。 *古いブルガリア語: :ただしロシア正教会では上記教会スラヴ語版の表現を用いるため、この表現は用いられない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハリストス復活」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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