|
旅滬型駆逐艦(るふがたくちくかん、)は、中国人民解放軍海軍の駆逐艦の艦級に対して付与されたNATOコードネーム。中国人民解放軍海軍での名称は052A型駆逐艦()。 西側技術を大規模に導入し、中国の新しい海洋戦略に基づく初の外洋型大型艦として建造された。2隻が建造されたが、ほぼ同等の装備でより安価な江衛型フリゲートの実用化により、後続艦の建造はなされなかった。 == 設計 == 本型は、竣工時点では中国が建造した最大の水上戦闘艦であった。船体は乾舷の高い遮浪甲板型とされており、大型の艦橋構造物や太い単煙突、また後部に航空艤装を設けた配置と相まって、フランス海軍のジョルジュ・レイグ級駆逐艦との類似性も指摘されている〔。 主機関としては、人民解放軍海軍の水上戦闘艦としては初めてガスタービンエンジンを採用しており、1番艦ではアメリカ製のゼネラル・エレクトリック LM2500ガスタービンエンジンをドイツ製のV型12気筒機関であるMTU 12V1163 TB83ディーゼルエンジンと組み合わせたCODOG機関とされた。ただし1989年の六四天安門事件を受けてアメリカからの軍事技術供与が停止されたため、2番艦では、ほぼ同出力のウクライナ製DN80ガスタービンエンジンが搭載されたとされている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「旅滬型駆逐艦」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Type 052 destroyer 」があります。 スポンサード リンク
|